記念すべき年は正式に終わりました

日本とデンマークは修好通商航海条約の締結から151周年を迎えました。つまり150周年記念事業の公式なスタートから1周年ということになります。

150周年事業に参加してくださったすべての方に、デンマーク大使館一同心より感謝を申し上げます。協賛してくださった方、イベントを企画してくださった方、友達と話題にしてくださった方、そしてホームページやSNSでフォローしてくださった方。皆様、本当にありがとうございました。関心を寄せてくださる方々の存在なくして両国間に友好関係は成立しません。

記念年の最終日を迎え、この一年の歩みと記念事業について振り返りたいと思います。個々のイベントの詳細については、大使館ホームページの過去のニュース記事やFacebookをご覧ください。

ではまず、記念年イベントから見て行きましょう。

11月25日の時点で、オンラインのイベントカレンダーには170件のイベントが登録されていました(巡回展示等は1ヵ所を1件とカウントしています)。北海道から沖縄まで、24都道府県で公式イベントが開催されました。下図は都道府県の分布を示したものです。

約半数のイベントが首都圏(千葉、埼玉、神奈川を含む)で開催されたことがわかります。大使館と関係の深い文化拠点がこの地域に多いことから、首都圏への集中は予想されたことでした。例えば、デンマークの都市と姉妹関係を結び両国の関連行事にご協力いただく機会の多い船橋市と台東区は、いずれも首都圏にあり、記念年事業にも積極的に参加してくださいました。この2つの都市で、なんと合計25件ものイベント(台東区14件、船橋市11件)が開催されたのです!

イベントの規模を見ると、上野の国立西洋美術館にて開催された「スケーエン:デンマークの芸術家村」展のような大規模イベントから、埼玉県の図書館で開かれたアンデルセン童話展のような小さなイベントまで多彩でした。

下図はイベント内容の分布を示したものです。アート、デザイン、映画など23のカテゴリーに分けられています。内容によって複数のカテゴリーに数えられているイベントもあります。

アート、現代の音楽、デザイン、セミナーが多く、全イベントの半数近くがこれらのテーマに関わっています。大半のイベントが複数のカテゴリーにまたがっていたこと、また非常に広範なカテゴリーが見られたことは、大変喜ばしい結果と考えています。複雑で興味深い内容のイベントが多かったこと、また日本におけるデンマークへの関心が多面的であることの表れでしょう。

参加者総数についてはまだ最終的な数字が出ていませんが、各イベント主催者からの報告によると、少なくとも35万人の方々が記念年のイベントへ参加してくださったようです。

記念年、ロゴ、デンマークを日本各地で紹介していただきました。様々な形式や規模で、多様な層へ、そして何よりこれほど多くの方々に認知していただけたことを大変喜んでいます。

150周年について、読売新聞、朝日新聞、産経新聞などの全国紙、また和歌山や東松島など主にデンマークとのゆかりがある地域の地方紙で取り上げていただいたことにも感謝しております。

記念年自体がテーマの報道は少なく、日本皇室のデンマーク訪問やデンマーク王室の来日、2月に開幕したスケーエンの絵画展など、他の話題に関連して取り上げられることが主でした。その結果、多様な媒体、様々な文脈で報道していただくことができました。

記念年のおかげで、普段はなかなか縁のないメディアでの露出機会にも恵まれました。例えば、高級ファッション誌のRichesseでは、記念年にちなんだデンマーク旅行の特集が20ページにわたり掲載されました。建築雑誌a+uでは、1冊丸ごとデンマークの現代住宅を紹介した特集号が刊行されました。

150周年のホームページについては、日本側の記念年事業の公式デジタルメディアとして、かなりの効果を上げたと考えています。期間を通じたホームページ訪問者数は60,970人。内、新規訪問者数は46,744人(76.7%)、再訪問者数14,226 人(23.3%)でした。地域別のアクセスでは大半が日本(85.7%)で、次いでデンマーク(8.2%)、その後にアメリカ(1.8%)、イギリス(0.43%)、スウェーデン(0.4%)が続きました。

もっともアクセスの多かったページはもちろん日本語のフロントページですが、2番目はイベントカレンダーでした。ホームページが主に各種イベントを調べるために使われていたことがわかります。実際、アクセス数トップ10のうち、半数がイベント関連のページでした。その中で歴史を紹介した日本語のページが6位にあがりました。日本人ユーザーが日本とデンマークの歴史に興味を持っていることがわかります。

全体として、私たちは記念年事業の成果に大変満足しています。最後に改めて、ご協力、ご支援をくださった皆様に心よりお礼を申し上げます。

大使館一同、2067年の200周年を今から楽しみにしています。